■ ID | 566 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埋立地浸出水等の親水性化学物質(第2報)(浸出水中のフェノール類) |
■ 著者 | 倉田泰人
埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 小野芳朗 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第17回廃棄物学会研究発表会講演論文集、871-873 |
■ 抄録・要旨 | 一般廃棄物埋立地の浸出水に含まれるフェノール類を調べた。ビスフェノールAとノニルフェノールは全ての浸出水で検出され、フェノール、ビスフェノールA、p-クレゾール、4-tert-ブチルフェノールは検出濃度範囲が4〜6オーダーにも及んだ。内分泌かく乱作用を有すると考えられているビスフェノールAとノニルフェノールの浸出水中濃度は、それぞれのPNECを超過した割合が26%と高く、直接に環境へ放出される場合の環境への影響が懸念された。
浸出水中のフェノール類濃度は浸出水のpHが高くなるほど高くなる傾向が確認された。また、埋立廃棄物の違いにより各種フェノール類の濃度は異なった。フェノールやp-クレゾールは主灰、灰固化物のような焼却残さを起源とし、ビスフェノールA、ノニルフェノール、4-tert-オクチルフェノールは主として破砕・不燃物、灰固化物が起源と推定された。 |
■ キーワード | 埋立地、浸出水、フェノール類、埋立廃棄物 |
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